前期の締めくくりにテストを行いました


東京ネットウエイブの前期授業が9月14日に終了しました(本校では東京ゲームショウを挟んで前期・後期となります)。Unity演習の方は引き続き「あそびのデザイン講座」の第7回分を行い、座学の方では前期のふり返りを兼ねてテストを行いました。なお、スライドにあるとおり本テストは前期の成績に反映されるもので、出席点(50点)+夏休みの課題(25点)+本テスト(25点)の100点満点による配点としました。

テストの問題用紙はスライドのリンクにもあるとおりで、ゲームジャムで作られたミニゲームを実際の想定顧客にあわせて修正するというものです。その際にゲームの説明をEMSフレームワーク、修正内容とその意図をMDAフレームワークで説明してもらうことにしました。

また、顧客すなわちペルソナについてはイメージがわきやすいように、こちらである程度設定しました。顧客のイメージを学生に設定させて、それにあった内容に修正してもらうことも考えましたが、すこし難度が高すぎるように感じましたので、こちらで決め打ちとしました。

結局のところ前期の座学パートで言いたかったことは「自分が作りたいゲームではなく、他人が遊びたいゲームについて考えられるようになる」「EMSフレームワークやMDAフレームワークを用いて、ゲームの全体像を分析・改変できるようになる」という2点でした。このうちMDAフレームワークはUnity演習の内容ともつながっていきます。

また、この課題はちょっと視点を引いてみると、「ゲームのレビューを書く課題」だともいえます。「オリジナル版のミニゲームはつまらない。なぜなら顧客の課題を満たしていないからである。そこで○○のような修正を加えることが望ましい」という書式は、ゲームレビューそのものだからです。

ポイントは「おもしろい」と感じる主体が自分が、それとも顧客かという違いにあります。本授業の狙いにかかげた「ゲームの面白さを構造的に分析し、文章で説明できるようになる」とは、「顧客視点でゲームのレビューができるようになる」と言い換えられるかもしれません(今、気づきましたw)

後期はこの内容をもとに、昨年やったルイージ主義やゲームニクスなどのメソッドを使って、より細かい分析方法に移っていく予定です。