「わかりやすさ」を切り口にゲームレビューを書く


年があけて、いよいよ今年度の授業もあと3回となりました。何をするかいろいろ考えたのですが、あらためて本授業の狙いである「ゲームのおもしろさを構造的に分析して、文章で説明できるようになる」ことに戻ることにしました。その上で後期授業のテーマであった「わかりやすいゲームとは何か」を立脚して、800文字のゲームレビューを書いてもらいました。

以前にも書いたかもしれませんが、自分は演繹法によるゲームレビューを好んで書いています。特にAlienware Zoneでインディゲームレビューを書くようになってからは、このやり方でしか書いていません。最初に大命題をたてて、次に小命題を立て、最後に結論を導くというやり方です。その上でゲームごとに適した大命題を選び、そのゲームの特徴を浮かび上がらせるようにしています。

ただ、これがなかなか書けないんですね。特に多く見られるのが、書きたいことが多すぎて、全然まとまらないというパターンです。スライドの14ページ目に構成を記しておきましたが、この構成に即して書き上げた学生は少数でした。裏を返せばレビューとは「何を書かないか」「どれだけ書きたいことを絞りこめるか」ということでもあります。まあ、日々鍛錬ですね。

後半のUnity演習も、あと3回の時間を活用して簡単なランゲームのレベルデザインに挑戦して貰う予定です。最低限のメカニクスは固めてあげて、そこからどれだけおもしろい体験を作ることができるかがテーマです。その中で後期授業で学んだいろんな考え方を試してもらえればと考えています。モノを作るのが好きな学生が多いので、どんなものができてくるか楽しみです。


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