第35回勉強会「eSports関連書籍の出版を通して見えてきたもの」を開催しました


2019年10月28日にヴァル研究所セミナールームで第35回勉強会「eSports関連書籍の出版を通して見えてきたもの」を開催しました。

会場では『プロゲーマー、業界のしくみからお金の話まで eスポーツのすべてがわかる本』を上梓した黒川文雄氏と、 『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』の記した岡安学氏が登壇。本コミュニティの代表をつとめる小野憲史の司会で、「Web時代に書籍を出版する意味」と「2020年の日本のeSportsシーン」について、それぞれディスカッションが行われました。

「Web時代に書籍を出版する意味」 では、黒川氏が「以前からWebでコラムなどを発表していたが、書籍化につながらなかった。今回待望の著書が出版できて非常に良かった」とコメント。これまでゲーム攻略本を数十冊手がけてきた岡安氏も、著者名がついた書籍はこれで2冊目で、「出版不況の今だからこそ、本を出せたことに重みがある」と語りました。

「2020年の日本のeSportsシーン」 では、いばらき国体の成果を指摘したうえで、来年度は国内リーグを成熟させる地固めの年になると指摘。黒川氏もプロ中心の海外とアマチュア先行の日本という状況が続くものの、日本のeSportsシーンが海外の状況に追いつくためには必要なステップだと指摘しました。


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