【学生支援PG】シャドウバース入門講座/クラス編②


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対戦で重要なのはクラス選び!自分に合ったクラスを見つけて対戦を有利に進めよう!(2)

今回の記事は前回に引き続き「クラス」について解説します。

前回の記事では【エルフ】【ロイヤル】【ウィッチ】の3つを紹介しました。

前回の記事でのポイントは、

・カードには「クラス専用カード」と「ニュートラルカード」があります。

・40枚に収めるのであれば、それらの割合は決められていません。

・クラス専用カードの割合を高めれば、クラスの長所を活かしたデッキが構成できます

・逆に、ニュートラルカードの割合を高めれば当たり障りのない「デッキ」を構成できるかわりに、クラスの長所を生かしにくいデッキになってしまいます。(一部例外あり)

という点でした。

クラス専用カードの一つ「ラースドレイク」

また、前回の補足ではありますが、「リーダー」と「スキン」について詳しく解説します。

プレイヤーと共に戦ってくれるキャラクターは「リーダー」と呼ばれています。簡単に言うと役職のようなものです。そして、キャラクターの「容姿」「声」諸々含めたものが「スキン」と呼ばれています。

例えば、【ヴァンパイア】というクラスであれば、最初は「ユリアス」という名のキャラクターしかいませんが、アプリ内通貨で「スキン」を購入することで、「ヴァンピィ」という名のキャラクターも「リーダー」として使えるようになります。

これは、「リーダー」の「スキン」を「ユリアス」から「ヴァンピィ」に変更したということになります。

スキンはいつでも変更可能なので、購入したスキンが気に入らなければ、元に戻すことも可能です。

これらを踏まえたうえで、残りの【ドラゴン】【ネクロマンサー】【ヴァンパイア】【ビショップ】の4つを解説します。

クラス紹介

【ドラゴン】

最初からあるスキンは「ローウェン」、黒龍になる呪いを受けた騎士です。

ドラゴンは圧倒的なパワーで相手を倒すのが得意な「クラス」です。

ドラゴンの最大の特徴は「PPブースト」です。ドラゴンはクラス専用カードの中に、PP を増やす効果をもつものがあります。PP(カード使用時に必要となるポイント)はターンごとに増加します。これにより、他のクラスに比べて早くPPを最大値の10にすることができます。

『シャドウバース』はPPが高いカードほど強力な効果をもつ傾向にあるので、ドラゴンは相手(対ドラゴン以外)より早く強力なカードを使えます。

PPブーストができるカードが引けないと勝つのが難しいクラスですが、ロマンと華があるため人気が高く、中級者向けのクラスです。

相手と倍近くのPPを所持することも可能です。

【ネクロマンサー】

最初からあるスキンは「ルナ」、死者と会話のできる少女です。

特徴は墓地(場のカードが破壊される、スペルカードの使用後に行く場所)を利用する「ネクロマンス」という効果を持つカードと、場にだされているフォロワーを破壊するカードの多さです。

「ネクロマンス」には、墓地の枚数に応じてカードを強化したり、墓地から「フォロワー」を蘇生(場に出す)したりする効果が多くみられます。

「ラストワード」いう効果を持つカードの多さも特徴の一つです。

ラストワードはカードが破壊され、墓地に送られた時に発動する効果のことです。ネクロマンサーは自分のカードを破壊できるクラス専用カードが多いため、ラストワードとの相性は抜群です。

前の記事で紹介した【ロイヤル】と似たように、場に出されたフォロワーの数で相手を圧倒するような戦い方も可能なので、初心者でも扱えるクラスです。

左下のドクロマークが墓地にあるカードの枚数を表しています。

【ヴァンパイア】

最初からあるスキンは「ユリアス」、絶対的な力を持つ不死身なヴァンパイアです

ヴァンパイアの特徴はHPが10以下になると発動する「復讐」です。復讐状態に入ることでヴァンパイアのクラス専用カードは、より強力な効果を発揮します。また、自分のHPを減らすことで強力な効果を発揮するカードもあります。相手から受けるダメージに加えて、自ら体力を削ることで、より早く復讐状態になれるため、これがメリットになる場合もあります。もっとも、残りHPが減ることは、それだけでリスクとなります。

このように、ヴァンパイアは他のクラスに比べるとHPが低い状態で戦うことが多くなるクラスです。

相手に倒されないように注意しながら、復讐をいかにうまく使うかが勝負のカギになります。クセのある中級者向けのクラスです。

復讐状態による恩恵は非常に大きく、ヴァンパイア特有のものです。

【ビショップ】

最初からあるスキンは「イリス」、物静かな司祭です。

「ビショップ」は場のフォロワーすべてを破壊するカードを持つことと、回復カードが多いことが特徴です。

相手の攻撃をさばくことと、大量の回復によってリーダーのHPが多い状態を保つことを得意とするクラスです。

また、ビショップには「消滅」という効果をもつクラス専用カードが豊富にあります。

消滅は相手を破壊して墓地に送るのではなく、文字どおり消滅させます。

消滅の一番の強みは、【ネクロマンサー】で解説した「ラストワード」を発動させないことにあります。相手の攻撃に耐え凌ぐことの多いクラスなので、相手の行動を読む必要のある中級者向けのクラスです。

消滅を持つカードのうち、半数はビショップが所持しています。

今回の記事で伝えたいこと

今回の記事では残りの4つの「クラス」を紹介しました。

・ドラゴンはPPブーストを用いて、相手より早く強力なカードを使い圧倒する中級者向けのクラス

・ネクロマンサーは墓地を利用して攻撃を途切れさせないようにでき、相手と自分のカードを破壊して有利を得る初心者向けのクラス

・ヴァンパイアは復讐状態になるように体力をコントロールしながら、強力なカードを使っていく中級者向けのクラス

・ビショップは相手の攻撃から身を守り、耐え凌いだ後に猛攻を仕掛けることのできる中級者向けのクラス

これらのクラス紹介における使用難易度はあくまでも目安程度だと思ってください。

「クラス」選びはこのゲームでは重要なポイントですが、デッキ(カードの束)の内容によっては扱いが容易にも困難にもなります。これは、大まかな分類に分けることができます。

この分類はカードゲームの用語で「デッキタイプ」と呼ばれ、理解することで勝利する確率を高められる項目の1つです。そこで次の記事では、デッキタイプについて解説したいと思います。

 

新垣なつき   natuki1225aragaki[at]gmail.com

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