懐かしのアーケードゲーム雑誌「ゲーメスト」元スタッフが出演する「ゲーメストチャンネル」配信開始のお知らせ


皆さんこんにちは。鴫原盛之です。

1993年に私がライターとして活動を開始した、アーケードゲーム雑誌「ゲーメスト」の元編集者・ライターが出演するYouYubeチャンネル「GAMEST CHANNEL(ゲーメストチャンネル)」を6月1日に開設、同日より第1回の動画の配信を始めました。

ゲーメストチャンネル

第1回の配信より。左側は元ライターの水島屋T.J.氏、右側は「ゲーメスト」の名付け親でもある元編集の風見螢氏

「ゲーメスト」とは、新声社が1986~1999年まで発行していたアーケードゲーム専門誌。創刊当初は季刊でしたが、最盛期には隔週(月2回刊)で毎号50万部を発行していました。

6月4日現在、第1~4回までの動画が公開されており、本誌創刊の経緯をはじめ、当時の雑誌の作り方、ゲームメーカーとの関わりやプレイヤー、ハイスコア文化など、筆者も今までまったく知らなかった数々の証言が諸先輩方によって明らかされました。

ゲーメスト創刊号

「ゲーメスト」創刊号の表紙

近年はゲーム産業、文化史をテーマにした書籍が続々刊行され、アカデミー界隈での研究も盛んに行われていますが、とりわけ黎明期のアーケードゲームのプレイヤー文化の歴史は、今なおほとんど語られていない感があります。

例えば…、

・創刊号なのに読者投稿があるのはなぜ?

・メーカーとのパイプはどうやってできた?

・どうすれば「ゲーメスト」のライターになれたのか?

・ゲームの知識がなかった編集サイドと、ゲームのエキスパートだったライターとの間では、どんな折衝を経て誌面が作られていたのか?

・まだDTPがなかった時代、攻略記事に使用するステージマップなどの図やイラストはどのようにして作っていたのか?

などといった事実が、現在までに公開された配信動画で明らかにされています。

第1回配信より

まだDTPのない創刊当時、ゲームのマップを手書きで作成していたことを説明する風見氏

筆者こと鴫原もOBの1人として、微力ながら番組制作の協力をさせていただいておりますが、本チャンネルの配信は「アンドキュメンテッド」と題されているように、これまで残されていなかった歴史を当事者が語る、貴重な場になるのではないかと考えております。

本チャンネルのリンクは下記のとおりです。今後も続々動画を配信してまいりますので、もしご興味がありましたら、ぜひご視聴およびチャンネル登録を宜しくお願い申し上げます。また、配信内容のご感想、ご意見もお待ちしています。

・「ゲーメストチャンネル」


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