講談社ゲームクリエイターズラボが5月1日より選考プロセスを拡充し、常時募集などを開始


「年間最大1000万円差し上げますから、好きなゲームを作りませんか?」という惹句で、 2020年9月に発足した「講談社ゲームクリエイターズラボ(以下GCL)」が5月1日(月)よりリニューアルされることになりました。選考プロセスが拡充され、より多くのチャンスが提供されます。

①「フェロー」の新設

従来は「ラボメンバー」に選ばれた後に担当がつき、そこからはじめて講談社によるサポートが行われました。これに対して新たに「フェロー」枠が新設されます。フェロー枠に内定すると、「ラボメンバー選考会議」通過に向けた企画作り等のサポートが受けられます。フェローは講談社ゲームクリエイターズラボの編集者が担当します。

②GCLAが「常時募集」にリニューアル!

これまでGCLではゲームの企画を募集する「ゲームクリエイターズラボオーディション(以下GCLA)」が3ヶ月に1回の頻度で実施されていました。これが今後は「常時募集」に変更されます。企画はいつでもWebフォームから応募可能です。企画書、デモ、さらには企画前の構想段階でも応募が可能です。提出された企画はフェローを経ることもあれば、すぐにラボメンバーに選出されることもあります。

③「フェロー」は担当編集者と「ラボメンバー」を目指します!

GCLAの常時開催に伴い、ラボメンバー選考会議が部内で定期的に実施されます。この会議に企画書を提出できるのはフェローに限定されます。選考会議を経て「ラボメンバー」に選出されると、従来通り以下の支援が受けられます。

  • デジタルゲームは半年ごとに最大500万円(支給期間は相談、上限なし)
  • アナログゲームは賞金100万円+諸経費講談社負担+製造数ベースの印税契約
  • 上記に加えてパブリッシングを含めた各種支援

講談社ゲームクリエイターズラボについて

2021年6⽉に講談社第四事業局内に新設された部署。「すべてはクリエイターのために」をスローガンに掲げ、以下を主業としています。

  1. 「DAYS NEO」などの投稿サイトの運営
  2. インディーゲームクリエイター⽀援プロジェクト「講談社ゲームクリエイターズラボ」の運営
  3. 映像クリエイター⽀援プロジェクト「講談社シネマクリエイターズラボ」の運営
  4. 講談社作品の「世界観」を拡張するメタバース、XR、NFTコンテンツの開発
  5. 「世界観(IP)」を「出版」に限らない様々な形に「コンテンツ」化する研究&開発

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